世の中は日進月歩で進んでいるのだと実感

子供の頃から、風邪予防としてうがいと手洗いは耳にタコができるくらい言われませんでしたか?学校の掲示物にもそのように掲載されていましたし、テレビや新聞などでもそのように喧伝されていたように思います。しかし、今ではその内容に異変が起きているんですよね。というのも、風邪予防の方法から「うがい」の文言が削除されているのですよ。


そもそも、うがいをする理由は喉に付着をした風邪のウイルスを除去することにありますよね。ところが、風邪のウイルスはその種類によっても異なりますが、概ね5分から10分で体内へと侵入をしていってしまうそうなのです。

 

そのため、うがいをするのであれば2~3分おきにそれをし続けなければならないため、現実的ではないだろうということで削除されてしまったそうなのですよ。


そこで変わって強調されているのが、手洗いとマスクの着用なのですね。手洗いは、もちろん手に付着をした風邪のウイルスを口内から体内へと侵入させないためです。実は手洗いは、風邪予防に凄く有効な手段なのだそうです。

 

そしてマスクですね。ただし、こちらはどちらかと言えばうつされないようにするというよりも、うつさないようにするための方が大きいようです。咳やクシャミなどでウイルスが空気中にばら撒かれるのを防ぐことが目的なので、うつされないようにするという観点から言えば弱いみたいですよ。


このように、風邪予防に関しては一昔前の概念は通用しなくなっているわけです。今後も「これまでは正しかった」とされるようなことが次々と出てくるのでしょうね。やはり世の中は、日進月歩で進んでいるということなのかなと思った出来事でした。